仕事の進め方やコミュニケーションといった社会人としての基本を教わりました

幼い頃からパソコンを触るのが好きだったこともあり、大学でもプログラムを学んでいました。しかし、大学の授業はあまり身が入らず、卒業のために単位を取っているような状態でした。

就活も「システム開発ができればいいや」くらいにしか考えておらず、ダラダラと就活をしていました。そんな僕の体たらくを見かねた母が紹介してくれたバイト先がアスコだったんです。母はアスコのグループ会社で働いているのですが、忘年会でアスコのシステム開発の部長とたまたま話す機会があり、「うちの息子を何とかしてください」と懇願したみたいです。そこから、アルバイトを始めることになりました。

プログラムの勉強はしていましたが、実際の開発となると、右も左もわからない状態でした。業務の一部を任せていただいたのですが、今だったら１日でできるような仕事を１週間かけて行っていました。

他にも、終業間際にわからないところを質問して、上司に迷惑をかけてしまったり、意図を明確にせずだらだら話して、相手の時間を余計に奪ってしまったり…。とにかく社会人としての基本すらできていない状態でした。仕事の進め方、資料の作り方、コミュニケーションなどは全てアスコで教わりました。

自分が成長しないと、ちゃんとしたシステム開発はできないと思いました

実際にシステム開発に携わってみて、お客様とのやりとりの多さに驚きました。ヒアリングして、要件定義をして、打合せをして…。

エンジニアの仕事はプログラムを書くことが中⼼だと思っていました。しかし、実際のところはプログラムを書く前の工程のウエイトが⼤きいです。システム開発は、開発前のプランニングを行う上流工程と、実際に開発業務を行う下流工程の大きく2工程に分かれます。上流工程ではコミュニケーション能力や提案力、下流工程ではプログラム知識、と求められるスキルが異なります。

アスコの場合、お客様であるグループ会社の業務効率を上げるために、今までにないシステムを開発していきます。業務効率を上げるためにどんなシステムが必要か。どんなシステムがあれば理想か。信頼関係を築きながら要望や理想像を明確にしていくことから始まります。なので要件定義が杜撰だと、お客様が望んでいるものとは違うシステムを開発してしまいます。そうならないためにも、相手が何を望んでいるのか、この機能は本当に必要なのか、しっかりと検証した上で開発に着手することが重要です。

アスコは基本的に仕事が好きで、向上心の高い人の集まりです。ちなみに、システムグループではVue.jsという新しいフレームワークの勉強会を定期的に開催しています。また、やりたいことを上司に直接提案できる機会があり、受容されれば挑戦もさせてもらえるので、向上心のある人がどんどん成長できる環境だと思います。

チームリーダーとして最強のシステム開発チームを目指していきたいです

今はチームリーダーということで、エンジニアの仕事も行いながら、後輩の育成やサポートもしています。まだまだ経験の浅い社員ではありますが、成長する様子が目に見えてわかるのですごく嬉しいです。後輩の成長を感じるたびに、「こういうこともしていけそう」と色々なアイディアが浮かんできます。

プログラム好きが集まって、みんなでシステム開発をしていけるのはすごく楽しいです。でも、使う人に喜んでいただけないと、チームとして存在する意味がありません。
アスコの場合、納品して終わりではなくて、納品後もユーザーと一体になって一緒にPDCAを回していける環境があります。なので、チーム全員で力を合わせて、お客様に「仕事がやりやすくなった」と喜んでもらえるようなシステムを開発していきたいです。